シバナ(モシオグサ)(シバナ属)
Triglochin maritimum
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河川の河口域や湖などの海岸に近い干潟や塩性湿地に群生する多年草。花の茎は高さ10〜60cm、多数の
花を たく さんつける。 全国に分布するが、海岸の埋め立てや護岸工事などによる塩性湿地の減少で、生育地が急激に少なくなってきており、西日本では絶滅の危機にある。 |
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佐賀県内で唯一の群生地として有名であった波瀬の「シバナ」は埋め立てが原因で消滅してしまいました。これはわが国の植物のうち絶滅危惧植物として扱われている貴重なもので、有明海沿岸の《シチメンソウ》とともに大事なものです。完全に消失しているかどうかということで、久原周辺を昨年たびたび調査してようやくこの小島南側の狭い範囲にその存在を確認しました。 (山代塾 小島古墳公園の自然-伊万里市郷土研究会 久我 俊郎著 より抜粋) |
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